愛知県小牧市のセレクトショップ、Shuna b.n.b(シュナ ビーエヌビー)です。
今回のブログは、よくお客様から聞かれる
「オーダースーツって、実際どんな人が作っているの?」
という疑問にお答えしようと思います。
「お洒落に詳しい人じゃないとダメなの?」
「こだわりが強くないと入りづらい?」
そんなイメージがあるかもしれませんが、実は全く逆なんです。

「何を選べばいいか分からない」が、一番正しいご来店のカタチです
意外に思われるかもしれませんが、当店にご来店いただく方のほとんどは、
「スーツのことはよく分からないから、プロに決めてほしい」
というお客様です。
「スーツが必要になったけれど、何を基準に選べばいいか見当もつかない」
「こだわりがあるわけじゃないけれど、変なものは着たくない」
「自分で選ぶと失敗しそうだから、間違いのないものを提案してほしい」
そんな風に、「プロの視点での正解」を求めて相談に来られる方がほとんどなんです。

むしろ、知識が全くない状態で「丸投げ」していただいて構いません。
スーツには生地やボタン、襟の形など決めるべき要素がたくさんありますが、それを全部お客様が勉強する必要はありません。私たちは、その膨大な選択肢の中から、今のあなたに最適なものを数択まで絞り込む「ガイド」のような存在でありたいと思っています。
「選ぶ苦労」を私たちが肩代わりします

当店で作られる方の多くは、「こだわりの強いお洒落さん」ではありません。
どちらかというと、
「自分で選ぶ迷いや不安をなくしたい」
「プロが選んだものなら、自信を持って着られる」
そんな「確実な一着を、ストレスなく作りたい」という目的の方が圧倒的に多いんです。
だからこそ、私たちは専門用語を並べる接客はしません。
「いつ、どこで着るのか」さえ教えていただければ、あとは私たちが論理的に選択肢を整理します。
お客様は、私たちが提案する『間違いない選択肢』の中から、好きか嫌いかを直感で選ぶだけ。
知識がないからこそ、私たちの「選ぶ力」を使い倒していただきたいと思っています。
当店は「スーツ専門店」ではありません

「オーダースーツ店」と聞くと、格式高い扉を開けるイメージがあるかもしれません。
でも、Shuna b.n.bはカジュアルウェアも扱うセレクトショップです。
スタッフも普段はカジュアルな格好で、世間話をしながら接客をしています。
・「プロに任せたい」というスタンスでOK
・洋服を見に来たついでに雑談
・「今日は相談だけ」という判断も大歓迎
そんな空気感なので、スーツに着慣れていない方でも、肩の力を抜いて立ち寄っていただける。
それが私たちの強みだと思っています。

プロが自分のために追求した「3つのこだわり」
実は、私が自分自身のスーツを作る時に、ずっと大切にしてきた「こだわり」があります。
それをそのままお客様のスーツにも反映させてみたところ、驚くほど喜んでいただけるケースが増えました。
その「プロ視点のディテール」を少しだけご紹介します。

①「シワになりにくい」素材選び
出張やデスクワーク、車の運転。現代のスーツは過酷な状況にあります。私は自分用を作る際、あえて「復元力の高いウール」や「ハリのある高密度な生地」を選びます。これが、忙しく働くお客様から「一日中着てもヨレない」「手入れが驚くほど楽」と大変好評です。
②「脚を長く見せる」1cmの魔法
パンツの裾幅を、既製品よりほんの1cmだけ絞る。この微調整だけで、足元がスッキリして劇的に脚が長く見えます。やりすぎない、大人のちょうどいいトレンド感。これが「なんか素敵になったね」と言われる一番の理由かもしれません。
③「Vゾーンの収まり」という品格
意外と見落とされるのが、ネクタイを締めた時の胸元の立体感。襟の返り(ロール)が綺麗なだけで、スーツの格は一気に上がります。あえて「カチッとしすぎない、でも男らしい厚み」を持たせることで、第一印象で信頼される品格を演出しています。
「自分が着ていて一番心地よく、格好いいと思えるもの」
その実体験に基づいたご提案だからこそ、自信を持っておすすめできるんです。
不安を自信に変える、プロのフィッティング

スーツを着慣れていない方が一番感じる変化は、見た目以上に「気持ちの余裕」かもしれません。
・今の自分に最適なサイズだという「確信」
・「これで大丈夫」という自信が、立ち居振る舞いに余裕をくれる
「これで合ってるかな?」という不安がなくなるだけで、スーツはもっと身近で、頼もしい存在に変わります。
最後に:即決していただかなくて大丈夫です

「オーダー=必ず作らなければいけない」
ということではありません。
話を聞いてみて、「一度持ち帰って考えます」という判断も、もちろん大丈夫です。
むしろ、高い買い物だからこそ、ちゃんと納得して選んでいただきたい。
私たちは、“売ること”より、
「相談して、基準が分かってよかった」
と思っていただけることを大切にしています。

もし今、あなたが
「スーツが必要だけど、どうすればいいか分からない」
「何が正解か教えてほしい」
そう感じているなら、まずは一度、話を聞かせてください。
着慣れていなくても大丈夫です。
何も決まっていなくて大丈夫です。
あなたの「迷い」を「安心」に変えるお手伝いをさせてください。
「プロに選んでほしい」という方のための相談窓口です。お気軽にどうぞ。
