愛知県小牧市のセレクトショップShuna b.n.bです。
今回のテーマは『牛革の革ジャンvs羊革の革ジャン』です！
これから本革の革ジャンを買おうとしている方、革ジャン初心者の方必見の内容です。
Youtubeでも、革ジャンを題材にした動画の影響もあり革ジャンブームが再燃しています。
（ケンドーコバヤシさん自身も愛用する「Schott/ショット」革ジャンについての知識量、凄いです・・）
革ジャン関連の動画を見て、牛革と羊革、代表的な2種類の革のライダースジャケットを比べたとき、こう思ったことはありませんか？
「牛革は硬くて丈夫だけど、動きにくそう…」
「羊革は柔らかくて着やすそうだけど、経年変化するのかな…」
などなど、一生モノの革ジャンを手にするまでの疑問があると思います！
そこで！今回は、牛革と羊革の革ジャンを比較し、双方のメリットとデメリットを解説していきたいと思います！
レザージャケットに使われる革
革製品でもっともよく使用されている「牛革」
全般的に大判で厚く、繊維組織が均一で強度・耐久性に優れています。
カウハイド（雌牛）やステアハイド（雄牛）など、性別や月齢などで細かく分類されているのも特徴です。
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今回はステアハイドレザージャケット「Schott 641XX」をチョイスします。
※「ステアハイド」とは、生後3〜6ヶ月以内に去勢され、2年以上経った牡の成牛のことをいいます。
続いて、品種が多く、皮の性状も多様な羊革。
羊革は、“ラムレザー”と“シープレザー”に分けられます。
どちらも繊維が細かく、高級感のあるツヤに優れ、柔軟で手触りの良い革です。
今回はシープレザーの「Schottセミダブルライダースジャケット」をチョイスします。
特徴だけで比較すると、革素材の中では対極にいるような2種類の革。
果たして革ジャンとして見た時には、どのような違いがあるのでしょうか！？
牛革と羊革の革ジャンを比較
牛革（ステアハイド）
641XX 60’S STAND RIDERS/ライダース レザージャケット ￥132,000
リアルなディテールも楽しめる、ステアハイド(牛革)の641XXは、重厚感と特別感を兼ね備えた、「究極のライダースジャケット」
非常にコシとハリが強く、堅牢な革になっています。
購入当初は袖を通すのも一苦労するほど硬く、革ジャンが自立するほど。
着込んで馴染ませて、時間を経ていくごとに身体とのシンクロ率が高まっていく「育てがい」のある革質も魅力です。
羊革（シープレザー）
NEW DOUBLE BREAST RIDERS/ダブル ブレスト ライダース ￥90,200
ステアハイド（牛革）に比べてると、きめが細かく艶もあり上品な印象のシープレザー。
しなやかで柔軟性のある革ですので、買ったその日からラクに着られるライダースジャケットです。
「セミダブル」と言われる襟をスタンドカラーにしてスッキリとしています。
ダブルライダースジャケットに上品さと大人の余裕感とも言うべき”ゆるさ”が同居した印象が加わっています。
牛革と羊革の革ジャンの経年変化
革ジャンの醍醐味とも言える“経年変化”について比較していきます。
着込んだ状態の経年変化をお伝えしたい！と思っても、今から革ジャン着込んで10年後にブログをアップするわけにいかないですよねﾟ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ
今回特別に、Schottライダースを実際に着ているユーザーの方から着用されている革ジャンの画像をお送り頂きました！
（ありがとうございます！）
まず、コチラです↓↓
ステアハイドのSchott641XX 60’S STAND RIDERSの10年着用の画像を送っていただきました！
Schoot641XXのステアハイド（牛革）は、着るほどに自分の体に馴染んでいき革の表面と、「芯」の色とのコントラストが生まれます。
着ていくうちにツヤが増してシワができたり，経年変化の面白みもステアハイドが１番だと思います。
続いて、シープレザーの「Schottセミダブルライダースジャケット」です。
ステアハイドの革ジャンに比べると立体的なシワなどはあまり付いていません。
肉厚があって風合いの良いシープレザーなのですが、やはり経年変化は出にくかったとのことでした。
シワが記憶されにくいという表現が正しいのかもしれません。
牛革と羊革の革ジャンの着用感の違い
ステアハイド
非常に革が硬いため、着用当初は動きにくく重さ感じます。
まるで鎧です。
“革を身に纏っている”感はあるので、武骨で男臭いカッコイイ革ジャンを求めている方には最高だと思います。
シープレザー
はじめから柔らかく馴染みが良い革なので、ノンストレスで着用することができます！
ステアハイドレザージャケットに比べると、着用感も見た目にもかなり軽く感じます。
スタイリッシュでキレイ目なレザージャケットコーデが叶います！
牛革と羊革のメリット・デメリット
ここまでお伝えした「牛革と羊革の革ジャンの違い」について簡単にまとめてみました！
ステアハイド
［メリット］
・長きに渡って経年変化を楽しめる。
・武骨な革ジャンを着る満足感が味わえる。
［デメリット］
・革が硬く重いので、着用時にストレスに感じやすい。
シープレザー
［メリット］
・革が柔らかく軽いので、着用時にストレスを感じにくい。
・革のキメが細かく上品なツヤで、キレイな印象に見せられる。
［デメリット］
・経年変化は出にくいため、革のアジを楽しみたい方には不向き。
最後に
いかがでしたでしょうか？
当店で取り扱いしているショットのアイテムを例に、「牛革と羊革のレザージャケットの違い」をお伝えしました。
牛革・羊革、どちらの革のレザージャケットを選んでも、一長一短があります。
着る方のスタイリングや、袖を通した時に「寝食を共にする相棒」はどちらか？などをイメージしながら選んでみて下さい！
その際は、今回ご紹介したSchottライダースジャケットをぜひご検討下さい。
Schottの革ジャンは名古屋市内でも取り扱い店舗が極僅かです。
名古屋市近郊の小牧市にある当店「Shuna b.n.b」とネットショップの「ベンシュナ楽天市場」で取り扱いしており、実際に試着頂けます。
完売してしまったり、当店の取り扱い品番でなくても、メーカーより取り寄せることも可能です。
毎年Schottのワンスターは問い合わせが多く、取り寄せてご試着して決められる方もいらっしゃいます。
着用イメージや、サイズ感などでお悩みの方は、ぜひご気軽に小牧市のSchott取り扱い店のShuna b.n.bへお問い合わせください。
ネットショップ購入特典
ここまでブログを読んでくださった方にお得なお知らせです！
ベンシュナ楽天市場でお買い上げの方に限り、商品・ショップレビューを頂けますと特典がございます。
ドイツ生まれのレザートリートメント「ラナパー（Ranapur)」をプレゼント！
コレ一つで革ジャンのお手入れが簡単に済むので、革のお手入れにも悩み無用！！(^^)v
★ネットショップ購入の際に【商品レビューをする】を選択してください。
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ラナパーでお手入れして、着込んで、またお手入れして・・と、一生物のレザージャケットを育てる楽しさを感じられますよ♪
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