オーダ―スーツ製作の流れ
オーダースーツは自分だけにフィットする世界にたった1つのスーツ。
特別な日や普段の自分をより魅力的に演出してくれますよ。
特別な日を飾るオーダースーツですが、悩みも色々。
- どの店を選んだらいいか分からない。
- どうオーダーするのか。
- 敷居が高そう 。
- 料金のシステムがわからない。
上記のような不安を覚える方がたくさんいらっしゃるかと思います。
今回はそんな方々に、少しでも不安を取り除けるようにスーツが完成するまでの流れを5ステップでご紹介していきたいと思います。
まずは、ゆっくりと過ごしていただける店舗内スペースへご案内するところからスタートです。
雑談を交えて、リラックスしましょう♪
STEP1|カウンセリング
まずはじめは、カウンセリングです。
カウンセリングではどんなことをお聞きするかというと
- 用途(結婚式等のイベント・ビジネス使用など)
- ご希望のカラーや柄など
- ご希望のシルエットや雰囲気(ぼんやりしたイメージでも構いません)
etc…
などをお聞きしていきます。
入学式でのご使用という事であれば、あくまでも目立ち過ぎないことが前提になりますので、
ダーク系のカラーで、ネイビーやグレーの生地がいいと思います。
またストライプやチェックよりも無地で選ばれることをお勧めします。
上記のような聞き取りをすることで、フィッターにお客様のイメージやご要望がしっかり伝わります。
→フィッターと情報をシェアすることでご自身がイメージするスーツに近づけていきます。
これがいい!というものがない方もご安心下さい。お話の中でフィッターがうまく引き出していきます。
(少しでもご不明・ご不安な点があればいつでもお気軽にご質問ください。)
1人では不安な方も、ご友人やご家族、お連れ様同席でもかまいません。
お連れ様とご一緒に相談しながらスーツを作りに見える方はたくさんいらっしゃいますよ。
STEP2|生地選び
カウンセリングが終わると続いては生地選び。
カウンセリングの内容を考慮してフィッターが生地を数点ピックアップします。
お客様が気になった生地とフィッターの提案した生地を合わせて決定をします。。
妥協せずにしっかりと気に入った生地を選んで頂きます。
上の写真は生地見本です。
写真のような生地見本から好みの生地をいくつかピックアップします。
当店では、オリジナルの国産生地の他に
【Vitale Barberis Canonico/カノニコ】
【Ermenegildo Zegna/ゼニア】
【REDA/レダ】
といった歴史あるインポートメーカーの生地合わせて約700種類以上をご用意しております。
「そんなにあったら絶対決められない。」と思われますよね?
最初はそうおっしゃる方もしっかり決められます。
フィッターがカウンセリングを行った内容からお似合いになる生地を導き出しますので大丈夫です!
STEP3|ボタン・裏地選び
生地を選び終えたら、ボタンと裏地を選びます。
当店で選べるボタン・裏地
・シンプルなもの(無地の茶色、黒、焦げ茶など)
・色、模様の入ったさり気ないオシャレなもの(マーブル、うっすらとした模様)
・しっかりと個性があるもの(貝殻ボタン、レザーボタン、べっ甲)
と、お客様のご要望に沿えるように多くの選択肢をご用意しております。
お客様が完成後のイメージをしやすいよう、フィッターがサンプルで作ったスーツをお見せしながらボタン・裏地を選んでいただけます。
生地をあてながらどのボタン・裏地が選んだ生地にマッチするのか、サンプルのスーツもご用意があるのでは参考にして決めていきましょう!
※こちらもフィッターが選ばれた生地に合うボタンや裏地をご提案しますので、選ぶのが難しいかもとお悩みの方もご安心ください。
STEP4|ディテール&スタイル選び
生地・ボタン・裏地を選び終えますと大体完成後のイメージがぼんやりと浮かんできます。
ここからはイメージをより明確にするため、スーツの細かなディテール&スタイルを決めていきます。
・英国紳士っぽくオシャレにしたい
・さわやかな印象にしたい
といったご希望のスタイルにするため、背仕様(ベント)の選択、襟幅、ウェストポケットの角度、袖口など1つ1つのディテールを相談しながら決めていきます。
ディテール1つ1つがどんな意味、効果を持つのかをご説明しながら進めていきますのでご安心ください。
ちなみに当店ではバルカポケットや本穴本開きを気軽に選択してもらえるよう特別価格にて提供しています。
(バルカポケット)
ポケット口が太く斜め右上がりになった華やかに見える胸ポケット。
(本穴本開)
既製のスーツには無い、ボタンが開けられる仕様。
切羽は写真のように赤など他のカラーの変更可能です。
オーダースーツならではのディテールを選ぶことでもれなく「おしゃれ、かっこいい~」なんて周りから思われちゃいますよ!
STEP5|採寸&補正
最後は採寸です。
ここでお客様のサイズ感、体型のクセをチェックしていきます。
この体型のクセや合うものを見極める力がフィッターは求められます。
メジャーでお客様の肩幅をはじめ、袖丈、胸囲、胴、ヒザ、裾など、あらゆるパートを細かく測ります。
メジャーでの採寸が終わると続いてはゲージと呼ばれる採寸用サイズ見本のスーツを着用してもらい、各所のサイズを詰めたり伸ばしたり調整していきます。
より正確に失敗が少なくお客様の体型にフィッティングしたサイズのスーツを仕上げることができます。
料金について
ジャケット + パンツ + ジレ→ ¥48,000+Tax~
国内生地ブランドのベーシック生地をお選びいただければ、こちらの金額で製作する事が可能です。
当店で一番人気のイタリア生地ブランド『カノニコ』は既製品にはないようなお洒落な生地が多くあります。
カノニコの生地の中からお選びいただくと、¥55,000+Taxほどでスーツをお作りいただけるケースが多いです。
縫製について
当店のオーダースーツはすべて『ミユキソーイング』で縫製を行います。
『ミユキソーイング』は百貨店や一流オーダースーツ店の縫製を請け負う、国内最高峰の縫製工場として有名です。
スーツで最も重要なのは着心地です。
肩回りや背中の縫製により着心地の良さに大きな変化が生まれます。
オーダーシャツについて
当店ではオーダーシャツもご提案させていただいております。
主要ファブリックブランド
Wrinkle Free / リンクルフリー ¥9,500~
CANCLINI / カンクリーニ ¥15,000~
The Royal Caribbean Cotton / ザロイヤルカリビアンコットン ¥14,000~
THOMAS MASON / トーマスメイソン ¥16,000~
縫製はオーダーシャツ国内トップシェアを誇る
DO-1 SEWING INC. / ドゥ・ワン・ソーイングにて行っています。
数々の有名テーラーやセレクトショップにシャツを供給する老舗メーカーです。
丁寧な手作業で作られているため、出来上がりまで2週間程お時間を頂いています。
その他スーツが出来上がってきた際に合わせて、ネクタイ・チーフ・タイピン・靴も合わせてご提案させていただいております。
作成実例
Shuna b.n.bの2Fは撮影スペースとなっており、オーダースーツ作成頂いたお客様に了承のもと、撮影させて頂いております。
その一部をご紹介します。
【結婚式出席用にオーダー】
紳士の立ち姿に気品を感じさせる生地の色柄を選んで頂きました。自然と背筋が伸びて、立ち姿が綺麗に映ります。
タイプ : 3ピース(ジャケット+スラックス+ベスト)
価格 : ¥72,000+tax
生地 : CANONICO(イタリアブランド)
縫製 :ミユキソーイング(国内縫製)
【成人式用にオーダー】
人生の新たな門出の日に、カノニコが得意とするネイビー系の生地でオーダー。ベストの色柄が印象的です。
タイプ : 3ピース(ジャケット+スラックス+ベスト)
価格 : ¥63,000+tax
生地 : CANONICO(イタリアブランド)
縫製 :ミユキソーイング(国内縫製)
【ビジネススーツのオーダー】
大人の「渋さ」を感じられ、仕事で毎日着ても飽きのこない生地を選定しました。
ベストとジャケットの裏地に遊び心を加えています。
タイプ : 3ピース(ジャケット+スラックス+ベスト)
価格 : ¥60,000+tax
生地 : 国内オリジナルブランド
縫製 :ミユキソーイング(国内縫製)